日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『君が泣いた日』夢アルバム⑧

『君が泣いた日』


明るい君が泣いた
君はいつも快活で
物事にこだわらない人


そう思っていた


持ち切れない哀しみと
飲み込めない苦さに
苦悩する君を
見つめるだけの僕だった


離れ離れにしてしまったのは
きっと僕のせい
ただ一言がいえなかった


君は
流れに逆らえず
じっと見つめていた


手を差し伸べさえすれば
届いた距離
勇気を出せば
離さずに済んだのに


何を躊躇して
何にこだわり
気持ちに忠実になれなかったのか


未だに迷宮をさ迷い
君の姿を追い求め
探し出せないでいる


時が顔を変えてしまって
埋もれていく美しいひと
捨てきれない思い


秋風の吹く前に
思いを伝えたい


そして
戻ることのない君を
忘れる事が出来ますように・・・。


                      なゆた


★もう、遠い昔の儚い想い出 帰ることのない そんな淡い恋





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詩アルバムとは、昔からの自分の人生を顧みる機会にしたいと書き始めたものです。


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