日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

"やなせたかし"「アンパンマンの日」

1988年 10 月 3 日に「それいけ!アンパンマン」の放送が開始されたことを記念して、10 月 3日を「アンパンマンの日」とされました。
今日は、記念日なので過去に書いたブログをアレンジしてUPします。
じっくりと、『アンパンマンのマーチ』の歌詞の意味を深堀するのも良い事のように
思います。


2013年10月に逝去された『アンパンマン』の作者として知られる漫画家
"やなせたかし"さんが残した名曲。
『アンパンマンのマーチ』の歌詞には、やなせたかしさんの人生哲学が詰まっている。
それも、難しい言葉ではなく誰にでもわかる言葉で
「小さな子供たちに口ずさむことが出来る」ように平易な言葉で綴られている。


きっと、『アンパンマンのマーチ』を口ずさむ子供達には、まだ解らない人生の大切なものをいつか気付く時まで・・・。


この巧妙に仕組まれた仕掛けを私たち大人は知ろうともしなかった気がする。
確か「手のひらを太陽に」も、やなせたかしさんの作品だったと思う。


難しい言葉で人生を語ったところで、それがその人の心を打たなければ
いくら高邁な考えを吐露したところで何の意味も持たない。。。


それよりは、今『アンパンマンのマーチ』を 九九のように口ずさむ子供たちに、
大人になった時、何かの道しるべを与える助けになれば、と望んだとしたならば
言葉に表せない感謝と感動を覚える。


小田和正さんの「たしかなこと」の歌詞にも、こんな言葉がある。


いちばん大切なことは、特別なことではなく
ありふれた日々の中で・・・。 


きっと、彼も人生の達人なんだろうと思う。彼も同じ匂いがするから。。。


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【まさかのカバー】アンパンマンのマーチ [covered by 黒木佑樹]


『アンパンマンのマーチ』       やなせたかし作詞・三木たかし作曲


そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも


なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられないなんて
そんなのは いやだ!
今を生きることで
熱いこころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため


なにが 君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのはいやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は 飛ぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため


時は はやく すぎる
光る星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため