日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『この小さき者』

さそり座は、夏の代表的な星座だと皆さんご存じでしたか?
ちなみに、私はさそり座の男です。11月生まれでさそり座。。。なんか釈然としませんけど
難しいことは考えない事にします。^^


ネットをググると以下のような説明が有りました。
『蠍座は古代バビロニアからある古い星座。
 夏の代表星座でもある蠍座は、冬の代表星座のオリオン座のライバルです。


 蠍座は南の空に目立つ星座。
 低い位置にあるので、見られる時期が夏の他の星座よりも短く、南に行けば行くほど、
 高い位置に見ることができます。
 蠍座の胸には、赤い1等星の“アンタレス”という星が輝いています。
 “アンタレス”とは、“アンチ=アーレス”というギリシア語が語源であり、「火星に対抗
 するもの」という意味になります。
 惑星である赤い火星が、“アンタレス”の近くを時折り通る時に、その赤さを比べて
 競っているように見えることから、その名前が付いたようです。


 ギリシャ神話では、日頃腕力自慢で威張り散らしていたオリオンをこらしめるため、
 大神ゼウスの后である女神ヘラが猛毒をもつ大蠍を放ちました。
 その大蠍が狩人オリオンを刺殺したことで、大蠍はその功績により星座として空に
 上ります。
 狩人オリオンは蠍を恐れて、蠍座が沈んでからオリオン座の姿を見せるのだとも言わ
 れています。
 これは、お互い正反対の位置関係にあり、蠍座とオリオン座が同時に見えることはな
 く、ライバル関係にある星座という解釈となります。昔の人は空を見上げながら、星座
 の位置関係までも巧みに使ってうまい話を作ったものだと感心させられますよね!』


ギリシャ神話って面白いですね。それに神々が嫉妬したりする・・・なんと俗な神様なんでしょう(笑)・・・大好きかも




『この小さき者』


満天の星座、営々と築きあげた寓話を涼しい顔で眺めている
争い慈しみ合う弱々しいヒューマニズムが
微塵に散った過去に思いをはせながら


ロマンを永遠に託し英雄を幽閉した星たち
アンタレスの紅き巨星はその雄姿を語りはじめる。


「幾つもの命が芽生え消え、その輪廻が尽きるまで
この輝きを絶やしはしない」


この小さき者はうちに時空を宿し
永遠を飲み干す魂を授かる
この泡沫の命が織りなす未来はあまねく宙を包み込む夢


                       なゆた