日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『線状降水帯』

『線状降水帯』


苗を植え付けたばかりの花壇に
長雨が降る


僕は心配で仕方ない


みんなは雨が降って
水やりの手間が無いから・・・と喜ぶ



昨日も
大雨が降りました


今朝は
花壇の花に水をあげようと思う


みんな、わたしを見て笑うかもしれない・・・。


「おいお前、大丈夫か⁈」
「昨日、大雨だったのに!」



大切なことは、
目に見えないところにある


水をあげるのは
乾いているからじゃなくて


雨の跳ね返りで苗が泥で汚れているから・・・。
病気にならない為なんだ



大切なことは、
見えないことがある


こころでしか
見えないこともある


                        なゆた



※※※


昨日、長雨の合間の曇り空。
花壇を観察しに行きました。気になっていたのは、耕したばかりの花壇は雨で泥ハネが酷く
植え込んだばかりの苗が泥まみれ。。。


散歩していたご夫婦が、昨日の大雨でも花壇に水やりするんですか?って
不思議そうな顔で質問してきました。


あぁ、これは水やりじゃなくて、「シャワーを浴びさせているです」と言ったら
なるほどね~って納得してくれました(笑)


植物の根は、土の中に有るバクテリアや雑菌に勝つ強さを持っています。
ただ、若芽や新芽は雑菌の耐性が弱いので土がつくと病気になりやすいのです。


大切なことは、常識に囚われないで自分の目で見て判断する事が大事だと思います。



※※※※※※



熱海 土石流( 熱海市の伊豆山地区で7月3日の午前10時半ごろ)


死者7人 安否不明者27人に・・・。


線状降水帯の影響によるの自然災害⁇


熱海市で発生した土石流について国土地理院は6日、現場の最新の航空写真を公開しました。その結果、土砂がおよそ2キロにわたり海岸線まで流れ下るなど今回の土石流の全体像が見えてきました。
今回の土石流の最も上流側の崩れた盛り土があった土地の登記簿によりますと、平成18年の時点では小田原市の不動産業者が所有していましたが、平成23年に熱海市の男性に権利が移っています。
男性の代理人の河合弘之弁護士が取材に応じ「男性は平成23年に、崩れた盛り土の場所を含むおよそ40万坪の土地を購入した。崩れた場所については、傾斜で段になった畑だと認識していたものの、盛り土があることは説明もなかったし、全く知らなかった。買ったあと、廃車が埋まっていると熱海市から言われて取り除いた。男性に責任はないと思う」と話しました。


購入したいきさつについては「男性は事業家で、土地の購入を持ちかけられる。いい物件だと思えば、目的を決めないでとりあえず買って、いい事業が思いついたら行う。崩れた土地については、社員研修で800本の木を植えたと聞いてはいるが、特定の目的はなかった。購入を持ちかけた人物や前の所有者とは連絡が取れない状態だ」と説明しています。


また、結果的に所有している土地が崩れたことについては「実質的な管理は、地元の会社の社員がちゃんとしていたと思うが、男性は『びっくりだ』、『残念だ』と話していて、法的な責任はないと思う。ただ、二次災害が起きないように県や市の指導を受けながら適切な処置をしなければいけないと考えている」と話していました。



土石流で崩れる前の地形(写真①)

土石流で崩れる前の地形(写真②)


人間が軽視した自然。法的には、責任を負わせられないまでも人間のおごりが引き起こした
人災で有る事に間違いない。それに、土石流が発生した近くに大規模メガソーラーの場所も有る。土がむき出しになっている場所も安全なんだろうかと心配になる。
自然を恐れぬ人の目に余る所業に、言いしれない恐れすら感じる。


日本には、こうした乱開発で産み出された危険地帯がどれほど有るのだろう。
背筋が寒くなるのは、私だけだろうか?・・・。