風化させたくない事(あの日を忘れない)
何気なく、イタリア旅行の記事を見ていた。
note.comで紹介されていた去年の4月の記事だった。
そのイタリア旅行の記事の中にとても驚く記事を発見。
青の洞窟の観光の下りに
『青の洞窟から出ても20分間くらいは涙が止まらなくなるほどの感動体験。どんな映画を観てもそんなことってなかった。これを超える感動に、もう出会えないかもしれないという怖さ。船頭さんは何故かずっと日本語で「がんばれニッポン!」って言ってくれた。
多分テキトーに言ってる。でもありがとう、がんばるね——』
※※※
この記事を見て、船頭さんが何故「がんばれニッポン!」と言ったのかを私には分かった。
PCに残っているイタリア旅行の写真は2011年4月のものだった。
ツアーのイタリア旅行、3.11の東北地震の少し後。
船頭さんの「がんばれニッポン!」は、その当時、日本の3.11の東北地震を地元カリブ島の
青の洞窟船頭組合の皆様からの日本への応援メッセージだった事。
きっと今の旅行者の皆さんには、分からなかったのでしょう。
確かに2023年からすれば、もう12年も前の事なので船頭さんも日本の旅行客も分からないのは当たり前。。
ただ、今でも日本と直接の関係の無い、あの陽気なイタリア人が未だに
「がんばれニッポン!」と言う言葉を覚えていてくれたことに涙が止まらない。
青の洞窟の入口の岸壁にあるマリア像の足元には、
日の丸、
頑張れ 日本
頑張れ 東北
心から復興を祈っています
カリブ島 青の洞窟 船頭一同より
撮影日時:2011/4/29 9:13
3.11東北地震から、まだ50日も経っていないのに。。異国の地イタリアのカリブで応援
されるなんて。。。
もう、これ以上付け加える言葉も無い。
なゆた

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