『青春の蹉跌』
『青春の蹉跌』
明けの明星がうっすらと輝き
新しい一日が始まる
何の変哲もない朝
振り子時計が
単調な時を刻むことに
今は快くもある
若かった頃
何かに追われて過ごした日々
追われることが怖くて
がむしゃらに走った頃
順境の時
迷路をさ迷い
派手な色を好み
穏やかな色を嫌悪した
逆境の時
生まれを憎み
幻想に振り回され
疲れ果て眠りについた
目覚めるとそこには
いつもと何も変わらぬ日々
今ならば
まんまるい器に
時間の流れを浮かべて
悠々と泳げることを教えられたのに
変なプライドを捨て
ありのままの自分を受け入れられたなら
自由に空を飛べたのにと
なゆた
サモトラケのニケ
The Beatles - Let It Be (Lyrics)
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