日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『薄暮の丘』夢アルバム②

『薄暮の丘』



夕暮れの丘が


黄昏に染まる頃


歩いて来た道のりを振り返っている



深い溜め息が漏れて


哀調を帯びた歌を運んでくる



モノトーンの街並みに


人生を重ね合わせて


意味もなく涙がこぼれたりする



生暖かい夏の夕風が


物憂げな景色を作り出し



街灯の明かりが


ぼくの行先を惑わせ


迷子の心を抱き締めるのです



                  なゆた




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詩アルバムとは、昔からの自分の人生を顧みる機会にしたいと書き始めたものです。


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