『失楽園』夢アルバム2021
『失楽園』
忘却の彼方で
我等は疑うことを知らず
かの地にて暮せり
恩寵の降り注ぐ楽園
すべからくみな平等で
己の存在の意味すら問う者など無かった
命の果実を食し
知恵と羞恥を知る人となり
地を追われ
エデンの東に拠り所を見いだす
地は実を結ばず
男は額に汗しパンを得
女は苦しみ子を産む
然して
罪の人として罰を受けるを悟る
伝承で語られし我らの咎の故
「人は永遠に楽園を追放されたのだ」と・・・。
なゆた
p.s. このところのコロナ禍や豪雨災害・気象異変を思うと、如何に人の生活が
自然破壊や地球温暖化が地球規模での悪影響を及ぼしている事かを実感する。
人間の浅知恵で自然をコントロール出来ると考えた誤りだろう。
知恵は、神の恩寵であると同時に禍を招く諸刃の剣であることを知らされる。
自然との共存・共生がこれからも世界の重大テーマなんだろうと思う。
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『失楽園』とは、
旧約聖書『創世記』第3章の挿話である。蛇に唆されたアダムとイブが、神の禁を破って「善悪の知識の実」を食べ、最終的にエデンの園を追放されるというもの。
楽園喪失、楽園追放ともいう。
ミルトンの著作、1667年にイギリスの17世紀の詩人、ジョン・ミルトンによる旧約聖書の『創世記』をテーマにした壮大な初期近代英語の叙事詩が有名です。
「Imagine」
天国なんか無いと想像してごらん
その気になればたやすいことだよ
僕らの足元には地獄も無いし
頭の上には空だけが有る
想像してごらん
皆が今日のために生きている事を
国なんか無いって想像してごらん
それはたやすいこと
国や宗教のために
殺しあったり死ぬことなんか無いと
想像してごらん
みんなが平和の中で生きているって
僕を夢想家だと言うかもしれない
でも、僕は一人じゃない
いつか君たちも一緒に
世界が一つになって欲しい
財産なんか無いと想像してごらん
君に出来る事だろうか
欲張ったり飢えたりすることは無い
誰もが兄弟なんだから
想像してごらん
みんなが世界のすべてを分かち合っていることを
あなたは私が夢想家だと言うかもしれない
でも、僕は一人じゃない
いつか君たちも一緒になって
世界が一つになって欲しい
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