日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『千年廻廊』 間違ってゴミ箱に捨てちゃいました。そしたら、新着に・・・・

操作ミス(ゴミ箱入りからの復帰)で新着記事にダブルカウントされました。
申し訳ありませんが、このまま掲載させてください。
この記事を削除すると、にほんブログ村とのリンクが崩れ読めなくなるようなので放置します。申し訳ありません。


長い瞑想の後
宇宙と同化した意識は地を覆い
みなぎる躍動は低きを求め集まり
煌めく時空を超えて拡がっていく


鼓動はなく
肉体の束縛を離れ天網と化す
魂はすさまじい速度で
星を越え銀河を凌駕していく


ここは遥か彼方
生命の宿りしところ
増えることも減ることもない領域
暗黒と光との区別すらなく
エレメントは形をなさないカオスの領域


混沌と秩序の坩堝の中で共鳴しスロープを描き
解き放たれたエネルギーは言葉にならない律動を始める


時という概念すら
ここでは曖昧で意味を成さない


宇宙のはじめから繰り返される創生
その謎は枷を外された魂にのみ解読できる暗号


ただそこには、天壌無窮の空間が横たわるだけ



魂は生きとし生けるもの
無機のモノにまで及び
石の魂
水の魂
風の息吹すらも渦をなし
宇宙はすべてのモノに命を与え養う


自然が教える命とは
循環し絶え間なく変化するもの
すべてのモノが内に宇宙を抱き
全て同一の法則で繋がっているモノ


人も
土に帰し 
岩となり 
風となり
雷(いかずち)と化す


再び生まれくる時
我らは
降り注ぐ光や
雨の一滴に等しいのかもしれない


                                                                なゆた