日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

夏花壇に向けて(2)

夏花壇に向けて(1)の続編です。
1000㎡で17の花壇に余すところなく花を咲かせたい。。。
そうは思うのですが、なにぶん資金に余裕が有るわけでは無い。
考えついたのは、種から育てる・挿し木(挿し穂・差し芽)で育てて
出来るだけ経済的負担を少なくすること。
ただし、新しい培養土や消毒薬・肥料は必要。


※マーガレットの増やし方!
私たちの方法:
1.4月中旬ごろに芽の先端から5~10cmで枝を切る
2.葉っぱを4~5枚残した状態で切り口を2時間ほど水につける
3.挿し木用トレイ容器に挿し木用の土を入れて水をかけて湿らせる
  (用土は、水はけがよく、清潔で、肥料分がないことが条件)
4.指で穴を空けて枝を挿す。
  (発根を良くするため、挿し木の切り口にルートンなどの発根促進剤をまぶす)
5.約1ヶ月後ぐらいで根が出てきたら培養土入りの3号ポットに移植
  
こんな感じで簡単に増やせます^^


注意:種苗メーカで作られた新種のものは、特許(知的財産権)で保護されているため
   譲渡や販売は禁止されています。あくまで庭に植えることが前提です。


挿し木(芽)1か月後の状態。 右はさし木の発根促進剤(ルートン)

こんな感じで、増やしてます。
マーガレット(ピンク・黄)とオステオスペルマム



※日日草の播種、育苗方法
私たちの方法:
1.播種は、4月頃が普通・・・(うちは3月に種まき)
  (発芽適温は25℃前後なのでこの地域では4月頃かな)
2.トレーに用土を入れ種を適当に蒔く、その後用土を少々かける程度
  (発芽日数は10日くらいなので、発芽するまでは新聞紙などで覆い、乾かさない
   ように管理します。)
3.本葉4枚程度出たら、3号ポットに定植
  (日日草は直根なので根を傷めないように移植する)
   我流ですが、私たちは、水道水を少しづつ入れてトレーを水浸しにし
   根を傷めないよう慎重に絡み合った根をほぐして一苗づつ定植しています。
4.本葉6~8枚の若苗のとき、苗の頂点を摘心(ピンチ)する。成長点が無くなると、
  頂芽優勢がくずれて脇芽が出やすく株が立派になります。
5.後は、成長してきたら花壇に定植する。


成長点を摘芯(ピンチ)後、1週間

日日草を種から
216ポット完成^^(このまま、もう少し大きくして移植予定)

こんな風にやっています。
どちらも、簡単に出来ます。
                            
注意しなければならないのは、前年度に咲いた花からの種ですから、花色が販売して
いる種のように安定しないこと。いわゆるメンデルの法則にしたがいますので、
どんな花色になるかはわかりません。(-_-;)
まるでミステリーツアーのような(笑)・・・
そういうところも魅力かも知れないですけどね。



                  なゆた