日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

2022年2月のブログ記事

  • 『愚か者の酒場』

    『愚か者の酒場』 疫病は、 絶え間なく続き、 政府の施策に、 不平不満を増幅させていく。 育てた花にさえ、 雨の少なさを言い訳に、 数えきれない失敗と後悔を、 自然のせいにしている。 そして、 いつも誰かのせいにして生きている。 巷では、 透き通る声で、 危機感を煽らせるアナウンサー。 欺瞞のレク... 続きをみる

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  • 花をたむけて

    同期の訃報が届いた。 癌だったと言う。 会社を引退後、 新しい仕事をはじめたと、 風の便りに聞いていた。 昔、 胸をときめかせ 夢を追った日々。 人生を語ったことも、 すべてが、 思い出に変わっていく。 このまま、 埋もれてしまうのかな・・・。 置き忘れてきたものに、 ひとつひとつ光をあてて、 思... 続きをみる

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  • スプーン一杯の幸せ

    まだまだ、 朝の寒さが身にしみる。 今朝のコーヒーは、 いつものインスタントコーヒー(ネスカフェ ゴールドブレンド) 確か昔は、 ネッスル(Nestlé)って言ってた気がする。 今は、ネスレというらしい。 暇に任せてインスタントコーヒーの歴史を調べてみた。 「インスタントコーヒーの歴史」 ①177... 続きをみる

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  • 『嘘』

    『嘘』 無口になる時がある どうかしたって聞かれる どうもしないと応える。 食べたくない時がある 食べないのって聞かれる 少し食べたからと応える。 頭に渦巻くモヤモヤがある 眠れないのかと聞かれる 目が覚めただけと応える。 寂しいなと思う なぜか涙が流れる きっと寒さのせい。 だって 大切な人に ... 続きをみる

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  • 『利己的な遺伝子』

    『利己的な遺伝子』 愛を語るに 聡い人がいて その心に 刃を忍ばせる人がいる。 あらくれ者も 我が子には 惜しみなく 愛を注ぐ人がいる。 説法を説く人がいて 高邁な精神を 伝えるが 心が空虚な人がいる。 およそ裁く者は 自らの尺度と 見識で 人を判断する。 こうして誰もが二つの顔を持ち 苦しみなが... 続きをみる

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  • 『微かな光』

    『微かな光』 微かな光を求めて 歩んでいる。 月の精はさぞや わたしの愚行にほくそ笑んでいる事だろう。 宇宙の意識と同化し 無から有を生じるアルゴリズムを予感している。 追い求めるものは 微かな光。 真理のるつぼ 何物をも渇く領域。 眠りと忘却の果ての 前世の記憶。 封印され 垣間見るを許されぬ地... 続きをみる

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  • 『ドライフラワーの嘆き』

    『ドライフラワーの嘆き』 人は 美しかった頃を 永遠に留めておきたいと願うのです。 シャロンの薔薇を 笑顔のままに摘み取って 時間を止めましょう。 誰が 実のない花を 美しいと言うのでしょう。 摘まれなかった花に 生を託した その潔さでしょうか。 枯れることは こころまで 衰えさせると言うのでしょ... 続きをみる

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  • 『待ち焦がれたひと』

    『待ち焦がれたひと』 告げずに別れ いつの日にか また逢えると 仕舞い込んだ独白。 そんな日を 心待ちにしている。                      なゆた 春よ、来い - 松任谷由実(フル)

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