日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『ひとりごち』

『ひとりごち』


ひ弱な魂は
友を欲しがります
けれど
何気ない言葉にいつも傷つくのです


闇をさ迷い
傷ついた心は病んで
交わることが傷を深くすることを
嫌と言うほど経験したから


信じる事に臆病な魂は
寄りどころさえ見失ない
懐疑心で自らを閉ざし
光さえ発せぬ闇を愛するのです


光の子として生まれ
あまねく照らした日
時は残酷にも
光明を隠し孤独にするのです


怯えた心が
届かないと思いながら
不器用に言葉する時
それは真実を見詰めているのです


ひとつの命は
どれもこれも繋がった存在
独りではないことに
早く目覚めて欲しいのです


大丈夫なんだから
ぜんぶ大丈夫
何も心配しなくていいんだから


君のそばには
いつも見守る人達がいるんだから


                   なゆた