日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

県の花壇コンクールに応募して

我々は地域花壇の活動を始めてから、今年で15年になります。
最初は、分譲地内の市の出張所や公共施設の建設用地として確保していた1000㎡の土地
でしたが、公共施設の建設が無いまま長く放置されていた土地でした。
町内の有志で、この公共施設の建設予定地に花壇を作ろうという話が持ち上がり、
市も遊休地のままよりは、地域美化につながる花壇であればOKと許可が出ました。
あれは、平成17年5月から6ヵ月をかけての、まるで開拓団のような作業の連続。
葦の生い茂る荒地からの開墾だったそうです。
その年の12月にようやく開墾も終わり、花壇の邸をなす程度までになり
それから毎年、春と秋の花を植え付ける事にしたそうです。
ただ、財政的な裏付けが乏しい中はじめたことから、園芸用品や資材など購入する余力が無く苦労した時代だったようです。
私は、今から6年前ぐらいに仲間に入れて貰ってから、肉体労働中心の仕事をし続けて来ました。理由は簡単で、高齢化の波が我々の地域にもゆっくりと忍び寄って来て、花壇活動を始めた頃の皆さんが80歳を越える感じになってしまったためです。


そんなこんなで今に至っています。
今年は、市の花壇コンクールで市長賞を頂いたのを皮切りに、悪乗りして県の花壇コンクールに挑戦してみました。市の関係者に県のコンクールに応募すると告げたら、、、
「いいですね~高い目標を持って活動する事は良い事ですね~」と軽くあしらわれてしまいました。
役所の関係者には、きっと怖い者知らずの愚行のように見えたことでしょう。


こちらは、怖い者知らずの愚か者集団ですので、春と秋の花壇が美しい頃の写真を集めて
編集し応募しました。
あれは、11月のはじめの事です。
12月末の結果発表が有る事すら年の瀬の忙しさに忘れてしまっていました。


昨日、県の経済産業部農業局から封書が届きました。
恐る恐る封書を開封して、中を確認したら「ふじのくに花の都しずおか・花緑コンクール」令和2年度の花壇コンクールの審査結果の通知でした。


100㎡を越える地域花壇の部で「優秀賞」に選ばれたとのこと。。。
予想していたよりも高位の入選だったので驚きました。


賞の内訳は、
最優秀賞(1点)・優秀賞(2点)・優良賞(3点)・審査員特別賞(1点)
その他、「色彩賞」・「地域貢献賞」・「努力賞」など


嬉しい知らせでした。
県のWEBサイトには、来年1月初めに発表されるとのこと。。。


いずれにしても、メンバーの喜ぶ顔が楽しみでなりません。


応募写真の一部を下記に張り付けておきます。


これは、春の花壇


これは、夏の花壇




ちょっと、静岡の宣伝 ((´∀`))ケラケラ
静岡県は、県を挙げての花づくりや地域の快適な環境づくりに力を注いでいます。
一年を通して気候が温暖で花を育てるに持ってこいの地域です。
また、多彩で高品質な花の生産県として有名です。特に、ガーベラやマーガレット、プリムラなどの比較的手に入りやすい花の生産が盛んで高級な花としては、胡蝶蘭やデンドロビュームなども有名です。


                               なゆた