日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

アレクサって誰だ???

少し前に
コミュニケーションロボットの話題がテレビで紹介されていた。
見ていて、なんだか悲しくなってしまった。


その場面は、独り暮らしのご老人が話し相手に
コミュニケーションロボットと会話する風景


このような機器を開発もしていることは知っていた。
AIの革新的技術の発展により、ものまねのホスピタリティは確実に
進歩していることは事実である。


しかし、しかしである
どうなんだろう・・・
介護ロボットなら、それなりの役割を果たすことは容易に理解できるが
人と人がコミュニケーションする手段としての会話を
血の通わないロボットに肩代わりさせる発想を否定したい。


コミュニケーションの仲介ならまだしもである。


如何なる文化も芸術も人から派生したもの。
独立した存在になったとしても魂の息吹が感じられなければならない。



なんと、殺伐とした時代であろう
そのうちに、人工の彼 彼女と愛を語り合う時代になるのであろうか。


人の温もりは、何物にも変えがたいもの
情愛を‘1’ ‘0’で作られたロボットに託すほど私は寛容にはなれない。


もう古い人間と言われるのだろうか。。。


アナウンサー曰く
これから、高齢化が進み孤独な老人が増えれば
いい話相手になるのでは・・と




横で
「アレクサ、今日の天気は?」
「アレクサ、おすすめの曲をかけて」
と相方の声。
アレクサって誰だ???


** Amazon Echoシリーズは「アレクサ」と話しかけるだけで、
   音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、アラームのセットなど
   簡単に操作できるスマートスピーカー。
   朝の支度中に「アレクサ、今日の天気は?」と天気を聞いたり、
   料理中にハンズフリーで「アレクサ、3分のタイマーセットして」
   とタイマーをセットしたり、あなたの生活がよりスマートに。
   らしい。。。


私は、もうアレクサにも負けている。。。




                        なゆた