日々のつれづれ

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『端役の嘆き』 藤井聡太新棋聖誕生おめでとう!!

若干17歳。
史上最年少タイトル獲得の記録を30年ぶりに塗り替えた高校生棋士、藤井聡太棋聖
彼こそは『主役』中の主役。
昨日は、何も手につかずPCに釘付け状態でした。


将棋の渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=を下して初タイトルの棋聖位を奪取、史上最年少タイトル獲得の記録を30年ぶりに塗り替えた高校生棋士、藤井聡太新棋聖(17)。その強さの原点は愛知県瀬戸市の将棋教室で幼少期に鍛えられた「詰将棋」にあった。同市では16日、3カ所でパブリックビューイング(PV)が実施され、多くの市民が熱烈応援で17歳を後押しした。


 瀬戸市の「せと銀座通り商店街」で行われたPV。モニターを見ながら応援していた同市の加藤雅臣さん(73)は、「もう、最高です。(藤井新棋聖の)師匠の杉本八段もうれしいと思うけど、杉本さんの師匠、板谷進さんも天国ですごく喜んでいると思う。東海地区にタイトルを持ってきてほしいという板谷さんの夢が叶った」と語った。


 同商店街で洋品店を営む飯島加奈さん(39)は、藤井新棋聖のデビュー後から空き店舗のシャッターに張り付けた自家製の大盤で対局の“実況中継”を続けてきた。「将棋好きが商店街に集い、皆さんが熱く教えてくれる。土日曜に実況中継をやってきて良かった」と大盤を前に涙を浮かべた。(新聞記事より)


それにしても、10代で脚光を浴びてここまで登り詰める才能には驚嘆します。
まさに天才ですね。凡夫には計り知れない天の采配のようなものを感じます。
渡辺明元棋聖も将棋の鬼才なのに・・・。おつかれさまでした



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『端役の嘆き』


人にはその数だけドラマが有る
あるときはロマンスの主人公
あるときは悲劇のヒロイン


街角を通り過ぎる端役にも
シナリオを忠実に演じる役割が有る


思い出を引きずりながら
熱演を見せた日々


喝采に包まれて
緞帳(どんちょう)が下りるまでは
名優でいたいと願った


スポットライトが消え
芝居の幕が降りると
白けた空間だけがのしかかる


メークを拭き取り
いつもの顔に戻ると
言い知れない孤独に襲われる



今夜ぐらいは
饒舌なリズムと芳醇な酒に
埋もれていたい


所詮、3枚目の端役なら
馬鹿を演じればいいものを・・・
雑踏の中の孤独がなぜか身に沁みる


自分らしいと言う
言葉に埋もれながら
今日も独白に酔いしれている


                     なゆた