日々のつれづれ

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自己実現って何?「悟りの境地」??

色んな事が有って、人間は複雑な生物であることに気づく。
何が人間を突き動かすのか・・・。
そんなことを考えながらいる。


自己実現という言葉を聞いた事がある。
どこかのセミナーかなんかで話す講師が切り出す言葉である。
判ったようで何にも判らない「自己実現」この言葉について調べてみた。


注意:自己実現なんて言葉を武器にビジネスを展開する人には注意した方がいい。
   人の弱みを突いて言葉に踊らされることが無いように^^
   個人的には、霊感商法と何が違うのか・・・よくわからない。


自己実現、下手な日本語訳。英語を日本語に直訳したような言葉、日本人からするともう少し洒落た言葉に出来なかったのだろうかと疑問に思う。
私がもし日本語訳するならば、「悟りの境地」・・・。


ただ、悟りの境地と訳すると禅や仏教の世界の言葉に聞こえるのかも知れない。
心理学の世界では、禅の言葉のような抽象的な言い回しはきっと嫌われるのでしょう。


本題に戻すと
この言葉は、アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズローが提唱し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものの最上位の心の有り様を「自己実現」という。


人間は満たされない欲求があると、それを充足しようと行動するらしい。
その上で、欲求には優先度があり、低い欲求が充足されるとより高い欲求へと段階的に移行していく。



面白そうなので、自分がどの段階の人間か診断してみる事にする。
ちょっと不安(笑)


***
『第一の段階』生理的欲求
・動物としての本能的・根源的なもの
・食欲・性欲・睡眠欲
・欠乏欲求


★★★
ちょっと、話しておきますがこの3つの欲求が満たされた状態を段階のクリアと見なします。
次の段階も同様に、状態をクリア満たされた時にそのステージにいるとお考え下さい。


最初の段階(もっとも、低い欲求)は、満たされているかと考える。
個別には、応えにくい部分もあるが、まずまず『合格』だろうと思う。
ただ、その質たるや決して褒められたものでないことは枚挙に暇の無い事である。


***
『第ニの段階』安全欲求
・個体としての安全を守るもの
・安全性
・経済的安定性
・良い健康状態
・良い暮らしの水準


★★★
普通に生活し、会社にも勤め 欲を言えば限が無いがまずまず安定しているかな?
って感じでしょうか。
健康状態は、ちょっと夜更かししたりする程度かな?
血圧がこの頃高くなって、降圧剤を飲むぐらい?
脳の回転は、年齢相応(笑)・・・生まれ着いて、回転が良くないので今に始まった事でもない。
生活水準か・・・難しいな〜
隣の芝生は綺麗だし、羨ましいような美人の奥さん
あはは・・隣の美人の奥さんは、生活水準に関係ないか^^
一応、『及第点』ぐらいかな〜


***
『第三の段階』社会的欲求/所属と愛の欲求
・受け入れられたいと願うもの
・情緒的な人間関係
・他者に受け入れられている
・所属しているという感覚


★★★
この段階辺りから、条件が主観的な感じで難しいかな〜
ま〜いいいか・・・独断と偏見で(笑)
・受け入れられたいと願うものか・・・これは、凄く強いと思う
 情緒的な人間関係?って難しい言い回し
 詩を読んで、心情を理解するぐらいと解釈すると、これも有りだな
 ただ、よく誤解して痛い目にあう事があるが・・・


・他者に受け入れられている
・所属しているという感覚
 この二つは保留^^・・・自分でいう事ではないような気がする


判定は、『微妙』△ぐらいかな?


***
『第四の段階』尊厳欲求/承認欲求
・認められたいと願うもの
・他者からの尊敬
・地位への渇望
・名声
・利権
・注目
・自己尊重
・技術や能力の習得
・自立


★★★
この段階になると、個人で判断は難しいかな〜
・認められたいと願うもの
・他者からの尊敬
・地位への渇望
・名声
・利権
・注目
 誰しも、望むのでは有るが実現出来るかどうか、はなはだ疑問
・自己尊重
 これって、自分に甘いって事じゃないよね?〜もし、それでも良いなら◎
・技術や能力の習得
・自立
 これも、〇だな


判定は、『超微妙』ぐらいで△かな?


***
『第五の段階』(最終段階:自己実現欲求)
 多くとも人口の2%ほどらしいしか居ないらしい


・自分の持つ可能性や能力を伸ばしたいと願うもの
・自己受容と他者受容
・純真で自然な自発性
・創造性の発揮
・民主的性格
・文化の超越
・利己的かつ利他的
・理性的かつ本能的
・自己信頼感


★★★
内容が、心理学哲学的でちんぷんかんぷん(笑)


ダメだな、これは・・・・


最終的に、自分勝手な判断
多分、第三段階から第四段階を行ったり来たりするぐらいの普通の人間だという事
時として、第一段階に逆戻り (-_-;)


色々、考えて見ると自分って、なんて平凡で取り得の無い事か・・・がっかりする。


ちょっと、気になる点は将棋の段位や会社での地位でもあるまいに、上に上がる事ばかり
言っているようで、ぶっちゃけ人間なんて、その場その場で動物並みであったり
慈愛に満ちた行動もとる。
画一的に、精神のステージを決めつける見方って正しいのかな~なんて思います。


果たして『自己実現』という訳の判らないステージに自分は立てるのであろうか?
まぁ第四の段階をクリアしてから、考える事にしよう・・・


※※※


こんな事をして何になる?っと疑問を抱かれる方も多いかも知れません。
ただ、自分の心の状況が今どこにあるのか、何が足りなくて、何が満たされているのか
知るには有用ではないでしょうか。


自分を顧みることは、毎日の生活の繰り返しの中ではなかなか出来ないことです。
何でもいいので、今の自分がいる位置を知る。そういう事も大人の智慧なのではないかと思います。


                        なゆた