日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

盲人と象

こんにちは
今日は、インド発祥の寓話について書いてみようと思います。


むかし、ある国の王さまが町中の盲目の人を集め、大きな象に触らせてみました。
彼らは、鼻や尻尾・足・耳などの一部分だけをさわって、象の姿を思い浮かべたのです。


そこで王さまが、象とはどんな動物かを聞かれると、


ある者は大蛇のようだと答え、
ある者は細い縄(なわ)のようだと答え、
またある者は大きな臼(うす)のようだと答えました。


こうして十人十色の答えが出ると、自分の答えこそ正しいと思い込んでいる彼らは、
皆で言い争いケンカを始めてしまったのです。


最終的には、皆各々の部分を見てすべてを判断したための誤解・錯覚で有ったと気づき
目出度し目出度しで終わる寓話です。


皆さんの中には、この話を聞いたことが有る方も沢山いらっしゃる事だと思います。


人間は、
『物事や人物の一部、ないしは一面だけを理解して、すべて理解したと錯覚してしまう』
と言う教訓を含んで居るのだと思います。


話を私個人の話に照らし合わせた場合、
長い間培ってきた知識や経験・価値観がどうしても言葉に現われてしまうようです。
それは、人間としては自然な事のように思うのですが一方、価値観の押し売りをしていないかと心配になる事が有ります。
具体的には、6月4日からMuragonで勝手気ままな詩らしいものをブログの形で発信してきました。やはり、自分が生きて来た人生観や価値観に基づいて発信している積りなのですが、なかなか意志の疎通がうまくいかない事があります。
きっと、私の持つ先入観から結論を早計に出してしまう癖が有るからなのでしょう。


本当ならば、膝を突き合わせて論議し解決できる問題も、ブログの場合、難しい場合が有る事を実感します。


盲人と象の喩えではないですが、私が知る象は「もしかすると、大蛇」なのかも知れないと思えるのです。


丁度、5ヵ月が過ぎて行動・言動について振り返るいい時期かも知れません。
少なくとも、人の心を傷つけたり、誹謗中傷する事が無いように注意したいと思います。
(これは、そういう事が有ったと言う事では有りません)
また、言葉足らずで誤解を受ける事の無いように注意したいと思います。
受け取り手からした場合、それは言い過ぎじゃないか?と思われる時にはどんどんコメントで注意してください。よろしく、お願い致します。


                       なゆた


P.S ブログでこんな事を書くのは、おかしな事かも知れません。ブログの常識を知らない
   のかも知れません。その点は、ご容赦ください。