日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

秋花壇(4)2020/10/20

今日、写真の愛好家グループのオファーを受けて10月27日花壇の撮影会が行われることに
なりました。結構、広域の方が集まりそうで花壇の準備を怠りないようにしなければと頑張っています。
長い期間をかけて丹精した花たちを記録に残すことは嬉しいことです。
日本写真家協会会員の方が来られるのでちょっと緊張します (-_-;)



一週間前に花壇の様子をブログしましたが、秋が深まるにつれて半年前に挿し木した
マーガレットが大株になって来ました。
そして、念願の一番花が咲きました。やっぱり、秋ですね。。。


こんな小さな苗が・・・。



もう30cmの10号鉢を隠すほどの成長しました。6ヵ月は長いですが、こうして花が咲き始めると労苦が報われる思いです。初花は、まだ頼りない感じですがこれから驚くほど立派な花になると思います。




これは、ボンサマーガレット(八重咲白と黄色)


マーガレットとは、キク科モクシュンギク属に分類される低木の植物です。園芸ではモクシュンギクやモクシュンギクとの交配種、フランスギクなどの園芸品種を指します。カナリア諸島が原産のお花で、開花期間が長いことや育てやすいことから初心者に人気の植物です。


マーガレットはやや耐寒性が低いので、12~3月頃までは室内の窓際など暖かい場所で管理します。室内に入れられない場合には、夜間は袋やダンボールを被せて霜よけを施します。


あたたかくなる4月中旬~下旬頃に室外に出し、11月までは風通しの良い場所で、半日ほど日光に当てて育てます。とにかく光が大好きな植物なので、1〜3月は特に日当たりの良い室内で育ててあげます。霜が降りない場所なら屋外でも可能ですよ。
また、マーガレットは高温多湿が苦手です。梅雨の時期は長雨に当たらないように気をつけています。



マーガレットの栽培に慣れてきたら、切りとった枝を使った挿し木で数を増やすのにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
①5~6月、もしくは9月ごろに芽の先端から5~10cmぐらいで枝を切る
 葉っぱを2~4枚残した状態で切り口を2時間ほど水につける
②小さな容器に挿し木用の土を入れて水をかけて湿らせる
③指で穴を空けて枝を指す。芽出し用のバーミュキライトやパーライトで育てるのが簡単
 です
④約1ヶ月後に根が出てきたら植え替える。最初は、3号鉢かポットで育てるやり方で
 私は育てます。
⑤4月に挿し木した苗は、夏の暑い時期を越すのが大変ですが水やりと太陽の直射日光を
 ある程度避けて、秋になるまで肥料もやらないで育てます。
⑥私の場合ですが、9月末になったら大鉢に移植します。大株を作りたいなら、やはり
 10号鉢に移すことをおすすめします。
⑦用土は、市販の花の用土を使いますが、マグアンプKとアブラムシ駆除のオルトラン剤
 を土に混ぜて施しています。
⑧10月に入ると、蝶々の卵から青虫が出てきます。10月の早い時期にベニカなどの
 薬品で青虫の駆除をすると良いと思います。


秋は、春ほどに花の勢いが有りませんが、目を楽しませてくれるには十分だと思います。
これから、冬にかけては霜よけなどをする必要が有ります。
花壇の場合、難しい点が多いのですが私の場合は、温室用のビニールシートでアーチを
作って、地面よりも高い所で育てています。
鉢植えだと簡単に出来るので地植えするのは、来年の4月以降になるでしょう。


その他にも、オステオスペルマムやペチュニア(ミリオンベル)などを剪定して
冬越しさせます。
オステオスペルマムやペチュニアは一般的に1年草扱いですが、冬越し出来れば
いずれも大株に仕立てることが可能です。
是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。

そうだ、剪定した枝は捨てるの?って思われた方も居ると思います。
こんな風に、私は次の苗を作るのに準備しています。


これは、ミリオンベル(ピンクと紫)の差し芽です


ペチュニア(ミリオンベル)は、ちょっと疲れ気味ですが春に花を咲かせたいと頑張っています。



もう一つ、種からですが春に育てたリビングストンデイジーのこぼれ種を発芽させ
春の準備を始めました。まだまだ、小さな芽ですが春に向けて育てていこうと思っています。


皆さんも、お金をかけて苗を買うばかりでは無く、挿し木やこぼれ種から花を育てることを
おすすめします。
やはり、愛着が沸くことや花を育てる喜びを実感できることと思います。


                          なゆた

リビングストンデージー(5月頃の様子)