『心の秋』
『心の秋』
雲の彼方で
透きとおる風を切って
感傷的な季節が見え隠れする
川のせせらぎ
鳥のさえずり
森の香り
木々の色づき
月はおぼろ
みんな秋の訪れを待ち焦がれていたかのように・・・。
すぐそこに待つ
色彩世界の訪れを感じ
そよ吹く風が心地いい
夜明けの紫
涼やかな朝風
宙は高く
コスモスは花開き
ふわりゆらり
翳りは
青く澄んだ空と交わり
透き通る風に触れる
遠くで
豊穣を告げる
笛の音の響き
心の在り処も
秋の物悲しさと相まって
憂愁の色を濃くしていくのでしょうか
なゆた
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