日々のつれづれ

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「I've Never Been to Me」 愛はかげろうのように

シャーリーンの「I've Never Been to Me」 愛はかげろうのように’ 
とても有名な曲です。
日本でも、椎名恵さんのカバー、邦題は「 LOVE IS ALL~愛を聴かせて~」
って題名も歌詞の内容もオリジナルからはかなりかけ離れてしまっていますが、
日本での日本語でのカバーはなぜか皆、ラブ・ソングっぽくなっているみたいです。
・・昔、スーパーで流れていたのを聴いた覚えがあります。


ただ、気を付けなければならないのは、
原曲の「I've Never Been to Me」愛はかげろうのように・・・を
間違っても結婚式の披露宴で流さないこと。。。


なぜかって?
この曲と意訳を読んで貰えるとわかると思います。
結構、ショッキングな歌なんです。


※個人的には、この曲をヒットさせたアメリカの度量の深さに驚かされる。
 やはり、清濁併せ吞む、特殊な国なんだろうなと感じました。


椎名恵さんのカバー、邦題は「 LOVE IS ALL~愛を聴かせて~」だと、ぎりぎりセーフ
かな?
ただ、英語圏の方が出席する場合は避けるべきです^^


曲を聴きながら、意訳を読んで頂けると嬉しいです。

I've Never Been To Me by Charlene with lyrics


「 LOVE IS ALL~愛を聴かせて~」椎名恵
この曲も、素的な曲です。合わせて聴いてみてください。

♫ LOVE IS ALL~愛を聴かせて~ 椎名恵 ~I `ve Never Been To Me




「I've Never Been to Me」 愛はかげろうのように 意訳  ちょっと長めです。。。


ねぇあなた、自分の人生って最低最悪
だなんて思ってる、そこのあなた


子育てにうんざりし、旦那に縛れて
経験のない昼ドラの夢物語なんかに憧れている


私がこれからあなたに話すことを
誰かが私に話してくれていたら
人生が変わっていたとおもう


わたしは、誰もが羨む生活を手に入れたけど
自分自身を失くしてしまったの


私はジョージアにもカリフォルニアにも
いけるところにはどこにでも行ったわ


牧師を誘って昼間っから
太陽の下で愛し合った


けれど
どんなに居心地よくても
慣れる前にそこから逃げ出してきたの


だって私は自由でいたかったから
私は楽園には行けたけど
自分自身にたどり着くことは出来なかったの



お願い、まだ立ち去らないで
どうかもう少し聞いてちょうだい


だって私が孤独でいる理由を
あなたに教える必要があると思うから


分かって欲しいの
いくつも嘘をついてきて
傷つき疲れ切った私の心を



ヨットでシャンパンをあおりながら
ニースやギリシアの小島にも渡った


モンテカルロではジーン・ハローになりきって
気取ってセレブさをひけらかしたの


大物に服を脱がされ
女が見るべきじゃないものも目にしてきたのよ


そう、それで夢の生活を手に入れた
でも、自分というもの失くしたの



誰もが羨む夢の生活っていったい何だと思う?



そんなもの全て嘘っぱちのおとぎ話
自分がそうあって欲しいと思う人や場所
そんな願望が作りあげた幻想なのよ



じゃ、何が本当の幸せかって?



あなたが今抱いている小さな赤ちゃん
今朝、喧嘩したけど今夜には愛し合うあなたの夫
それこそが本当の幸せ
本当の愛なのよ


私を満たしてくれただろう
堕してしまった赤ちゃんを思って泣く時もあるの
私はそれよりも快楽を選んでしまったのよ


思いもよらなかった
甘いどころか
こんなにも苦しくなってしまうなんて
ずっと身も心も売って生きてきたのだから


自由を手に入れようとした代償が
こんなにも大きかったなんて


誰もが羨むような生活は手に入れた
でも、自分自身が見つからないの


ねぇ、あなた
私は優雅な生活は手に入れた
でも今は、魂のない抜け殻


豪華さも十分に味わった
でも私自身が見つからないの


誰もが羨む生活を手に入れた
でも、そこに本当の幸せはなかったの


楽園を手に入れたけど
虚しいだけなの


                     なゆた