『平凡な人生』
『平凡な人生』
取り立てて言う事もない
ただ真面目に暮らしてきた
人様に誇れる事などなにもない
家庭を持ち
子供をもうけ
家を建てた
一生を捧げる仕事も有った
冒険しない人生だった
安易な人生だった
家族のためとか子供のためとか
口実ばかり探してもいた
何か足りないものが有る
無性にかきたてる何かが
得体の知れないものにつき動かされている
・・・これでいいのか
真正面に向き合わない人生を非難する
まだ間に合うのかな
最終列車に
片道キップでも
あるがままの旅にでかけられるのだろうか
なゆた
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