日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

ちょっと小話

こんにちは、
明日から、正月新年がはじまります。
来年は、コロナ禍に悩まされない一年になるといいですね。
ワクチンも2月ぐらいから、医療従事者を皮切りに予防接種がはじまるようです。
期待しましょう。
皆さんの来年が、実りある年で有りますよう願っています。


今度の正月、初詣にも行きにくい、3密を避けて家に籠りっきりになる人も多いことでしょう。
テレビもいいけれど、同じような番組ばかりですね。。。
ブログも、正月には毛色を変えた内容の記事を読んでみたくなります。


そんなこんなで、ちょっと小話(笑)
知ってるようで、知らない話題をちょっとずつ書ければと思います。
第一弾は、こんな感じかな~


・・・評価が悪いと第一弾で終わってしまうかも知れませんね orz (-_-;)



「エスキモーに冷蔵庫を売る


“エスキモーに冷蔵庫を売る”
「え、必要ないでしょ?!」
ところが、結構売れたとの話


寒い場所に暮らすエスキモーに、なぜ冷蔵庫が必要なのか?
⇒それは、「あまりの寒さに食べ物が凍ってしまうから」なんです。
 実は、極寒の地に住むエスキモーたちにとっては、冷蔵庫の中の方が、
 外気温よりも温かいのです!


冷凍防止のための冷蔵庫


だから、屋外の貯蔵庫で凍ってしまう食べ物を、屋内で凍らせずに保存できる貯蔵庫として、冷蔵庫が売れたのです。
彼らにとって冷蔵庫とは、いわば「温蔵庫」
冷蔵庫の本来の役割である「冷やす」ことではなく、「凍らせない」ことができるから、ヒットしたのだそうです。


それにしても、こんな逆転の発想が出来る営業マンの頭の中を見てみたくなりますね!



「砂漠の国に砂を売る」


“砂漠の国に砂を売る”
「水なら売れると思うけど?!」
ところが、結構売れているという話


砂漠で砂を売る


コンクリートの主成分の砂はアラビア世界に広がる砂では粒子が小さく、弱すぎて使い物にならないそうです。


これまで気にしたこともなかったのですが、よく考えてみると近代建築は鉄筋コンクリートでできていて、その原料は砂をセメントで混ぜたもの、そう「砂」がないと建物が建てられないということなんです。
しかも、砂ならなんでもいいわけではなく、粒径5mm前後、適度に凸凹があり不純物が少ないものがよいそうです。
砂漠の砂は酸化鉄などの不純物が多く、粒径も細かく粒が丸く磨かれているため不向きだそうなんです。
砂を大量に買っている国も多く、世界中で争奪戦になっているようです。



「お茶を100円で売る」


“お茶を100円で売る”
「え、お茶ってタダ同然、そんなもん売るんかい?!」


お茶を買う?!、団塊の世代の私ですら勿体ないと思った時代が有りました。
今では、ペットボトルのお茶しか飲んだことが無い世代も多い事だと思います。


緑茶飲料が飲まれるようになったのはいつ?


遣唐使たちによって伝えられたという、日本の緑茶。
「日本茶」とも言われ、国民生活にとって不可欠の飲料として定着しており、緑茶を代表する普通煎茶は生産量の80%を占めています。
緑茶がドリンク飲料の形態に加工されて販売されるようになったのは、1983年(昭和58年)。(株)ポッカコーポレーション(現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株))と宇治の露製茶(株)が「ほうじ茶」を発売したことがきっかけだそうです。


さらに85年(昭和60年)には(株)伊藤園が缶入り緑茶を発売しました。それから、10年の月日をかけてペットボトルのお茶を発売したとやら



「水を100円で売る」


“水を100円で売る”
「え、水ってタダじゃないの、そんなもん売るんかい?!」
「アホちゃうんか、そんなもん売るんか?!」


日本では1980年代までは、ミネラルウォーターは普及せず、水道水を飲むのが常識だった。
当時、東京の水道水はまずかった。1984年の利き水大会では、東京の水は全国12カ所で最下位。私は田舎に行くと、水がとてもおいしくて感激したものだった。


さらにこの頃、採水地付近の工場排水の問題がメディアで大きく報道され、
人々は「水道水には発がん性物質のトリハロメタンが含まれて危険だ」と考えるようになった。そんななか、1990年代に「安全でおいしい水」としてミネラルウォーターが登場。
普及するようになったようです。


そして私たちは、
「ペットボトルのミネラルウォーターは、おいしくて安全」
「タダ同然の水道水は、まずいし危険」と考えるようになり、
1本100円のミネラルウォーターが、私たちの生活にすっかり定着したのだそうです。



「自動販売機が日本に多い訳」


自動販売機が初めて出来たのはアメリカだそうです。現在のようにボタンの選択によって、複数の商品が取り出せる自動販売機は1925年にアメリカで開発されました。
日本社会に広く普及したのは1960年代以後と言われています。


なぜ、外国で自販機が普及しないか判りますか?
それは外国だと直ぐに盗まれるからです。 お金と商品が入っている金庫ですから。
また、やはり人のレベルの問題で集金や補充のネットワークが出来ないのです。
肌の色も地域も宗教的にも近い韓国や中国でも自販機は一部の都心しか置いてないのは盗まれちゃうからだそうです。


日本の自販機しかない店


外国の自販機は檻の中


また、少なくともアメリカでは至る所に新聞の自動販売機があります。
飲み物のものが少ないのは防犯上の理由以外の理由が大きいとも言われます。
まず、日本のように歩いたり電車で移動しないので、路上に自動販売機があっても需要が少ない。
条例があり、景観上の理由などでむやみに自動販売機が作れない。
消費電力が大きく儲からないなども理由の一つらしいです。


多くの外国人が日本にやってきて一番感心するのは、自販機の多さで無防備でも盗まれないことです。 
これが日本の安心度を高めています。 人里離れた観光地の駐車場にも自販機があります。 



「無人販売」って日本ならでは?!


たまに田舎で見かける無人販売
「1つ100円」といった文字が書かれており、欲しい人は備え付けの缶・カゴにお金を入れて購入するというシステムです。


盗難のリスクが高い無人販売は消費者のモラルに頼ったものです。


ちなみにヨーロッパでも無人販売はありますし、アメリカやオーストラリア、韓国、中国にもあるようです。なので「無人販売は日本だけだ!」といった話は間違いです。


周りにそんな人がいたら、本人が恥をかく前に指摘してあげましょう (*^_^*)


                            なゆた