ちょっと暇つぶし(笑)免許証番号 12桁の意味 2版
免許証番号とは、免許証の番号欄に記載されている12桁の数字です。
第〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇号と表示されている番号のことです。
この12桁の番号には、それぞれ意味があります。
知ってましたか?
ちょっと、調べたので参考にでもしてみてください。
調べて、何かいいことが有るの?って方が居ると思います。
意外と、忘れていた事を教えてくれます。
まずは、説明します。
①1~2桁目
ここには、最初に免許が交付された都道府県の公安委員会の番号が記載されています。
東京都で免許を取得した場合には東京都公安委員会の番号である30、大阪府で取得した場合には大阪府公安委員会の番号である62が記されます。
公安委員会の番号は以下のようになっています。
免許証を確認してみると、免許証番号の1~2桁目はご自身が免許を取得した以下の都道府県の公安委員会の番号になっているはずです。
例:上の免許証は、最初の2桁が30なので
最初に免許が交付された都道府県 30(東京)
②3~4桁目
3~4桁目には、最初に運転免許証が交付された年(西暦)の下2桁が記載されています。
たとえば2020年に東京都で免許を取得した場合には、免許書番号は左から3020となります。
例:上の免許証の、3~4桁目は16なので
最初に運転免許証が交付された年(西暦) 2016年交付
③5~10桁目
5~10桁までの6つの数字は、各公安委員会が独自に管理するための数字となっています。
(単純に6桁を固有番号と見た場合、各々各都道府県で999,999人分の割り当てが
出来る計算となります)
各都道府県で個別に管理している管理番号で、通し番号のところもあれば、ランダムに割り振られたりと各都道府県により基準が異なるようです。
この不明な番号に密かに意味を持たせ、犯罪歴や思想を記載するのではないかという懸念から情報開示の審査請求が東京で起されましたが、一部のみしか公開されていないようです。
参考:上の免許証で考えた場合、2016年に東京都で交付を受けた免許証に同じ番号が
有ってはならないとすると、東京都の一年間に取得出来る免許発行最大数は、
100万ー1となります。人口から見ると1/14です。)
ちなみに、都道府県の人口数は、
令和3年1月1日の東京都人口「1396万人」、一番少ない鳥取県の人口「57万人」
人口の少ない都道府県では、個別に意味付けしている可能性が有るかも・・・。
都市伝説:最初の学科試験で間違えた数とか、犯罪歴とか思想とか色々言われているよう
ですが、免許証にそんなデータを入れておく合理的な理由が無いように思われ
ます。
④11桁目
11桁目は「チェックデジット」と呼ばれる入力ミスを確認するための検証用の数字です。
ここで簡単に「チェックデジット」の計算が出来ます。
↓
その計算式は、上位10桁をabcdefghijとすると、
(11 - (5a+4b+3c+2d+7e+6f+5g+4h+3i+2j) mod 11) mod 10のようです。
⑤12桁目
12桁目の数字は、紛失や盗難によって免許証を再発行した回数を示しています。
再発行をしたことがなければ「0」、1度再発行をしたことがある人は「1」と再発行のたびに数字が増えていきます。
例:上の免許証の、12桁目は1なので1度再発行されたものです。
調べて、何かいいことが有るの?への返答
自分が、いつどこで免許を取得したのか?覚えていますか?
この免許証番号を見れば、西暦何年にどこで免許を取得したかが一目瞭然なんです。
免許証をお持ちの方、ちょっと調べてみては如何でしょうか⁈
なゆた
<オマケ>
★交付年月日の右横にある5桁の数字は何?
この番号も気になりますね(笑)
これは交付日ごとに割り当てられる照会番号。免許センターの番号や即日交付、後日交付などの区分、その日に交付された免許の通し番号など、さまざまな情報が含まれています。番号の割り振りには、各公安委員会ごとに異なる基準があります。
個人を特定する上で重要な情報がぎっしりと詰まっているクルマの免許証。見るのは更新時期を確認するときだけ……なんて人もいるかもしれませんが、たまにはじっくり眺めてみるのもいいかもしれません。
★昔、本籍地が書かれていましたよね?
今の免許証には何でないの???
知ってますか
「運転免許証に本籍地を記載しなくなったのは、警察庁が国民の声を受け、ご本人が出自を知られたくないという方がけっこういらっしゃったということからだそうです」
一応、「プライバシー保護のため」ということで、表面からは削除されたのだが、
とはいえ、本籍地の情報はICチップの中には入っている。 (-_-;)
ちなみに、免許証の記載事項、つまり、「表面に出すこと」「表面に出さないこと」の区別は、道路交通法の法律でも定められていることなのだそうです。
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