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今日は何の日 「老後の日」6月5日

「老後の日」6月5日


6月5日は「老後の日」。「ろうご」(老後)の語呂合せから、平成20年に神戸市老人福祉施設連盟が制定した。
「高齢者自らが、楽しく、元気に、夢と希望を持って生活できるように生き方を考える」
ことなどを目的に、超高齢社会を啓発する取り組みを行っている。


65歳以上の人が総人口に占める割合を「高齢化率」といい、
高齢化率7%以上を「高齢化社会」、
14%以上を「高齢社会」、
21%以上を「超高齢社会」という。



内閣府の資料によると、日本の高齢化率は1950年(昭和25年)は5%に満たなかったが、2012年(平成24年)には24.1%となっており、約50年後の2060年には40%にも昇ると推計されている。


ろうご(老後)と言う言葉に抵抗感は有るものの、現在の高齢化の現状と将来について
令和2年高齢社会白書(総理府)を元にブログアップしてみる。



高齢化率は28.4%
我が国の総人口は、令和元(2019)年10月1日現在、1億2,617万人となっている。
65歳以上人口は、3,589万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.4%となった。



65歳以上人口を男女別に見ると、男性は1,560万人、女性は2,029万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.9であり、男性対女性の比は約3対4となっている。


65歳以上人口のうち、「65~74歳人口」は1,740万人(男性831万人、女性908万人)で総人口に占める割合は13.8%となっている。また、「75歳以上人口」は1,849万人(男性729万人、女性1,120万人)で、総人口に占める割合は14.7%であり、65~74歳人口を上回っている。



将来推計人口でみる令和47(2065)年の日本
平成29(2017)年4月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の将来推計人口」における出生中位・死亡中位推計結果(以下、本節においてはすべてこの仮定に基づく推計結果)を概観する。
将来推計人口とは、全国の将来の出生、死亡及び国際人口移動について仮定を設け、これらに基づいて我が国の将来の人口規模並びに年齢構成等の人口構造の推移について推計したものである。


ア 9,000万人を割り込む総人口
我が国の総人口は、長期の人口減少過程に入っており、令和11(2029)年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、令和35(2053)年には1億人を割って9,924万人となり、令和47(2065)年には8,808万人になると推計されている。


イ 約2.6人に1人が65歳以上、約3.9人に1人が75歳以上
65歳以上人口は、「団塊の世代」が65歳以上となった平成27(2015)年に3,387万人となり、「団塊の世代」が75歳以上となる令和7(2025)年には3,677万人に達すると見込まれている。
その後も65歳以上人口は増加傾向が続き、令和24(2042)年に3,935万人でピークを迎え、その後は減少に転じると推計されている。


総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、
令和18(2036)年に33.3%で3人に1人となる。令和24(2042)年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、
令和47(2065)年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されている。
総人口に占める75歳以上人口の割合は、令和47(2065)年には25.5%となり、約3.9人に1人が75歳以上の者となると推計されている。


65歳以上人口のうち、65~74歳人口は「団塊の世代」が高齢期に入った後に平成28(2016)年の1,768万人でピークを迎える。
その後は、令和10(2028)年まで減少傾向となるが再び増加に転じ、令和23(2041)年の1,715万人に至った後、減少に転じると推計されている。


一方、75歳以上人口は、令和36(2054)年まで増加傾向が続くものと見込まれている。


高齢化の推移と将来統計



そもそも「高齢者」とは
高齢者の用語は文脈や制度ごとに対象が異なり、一律の定義がない。


高齢者の定義と区分に関しては、日本老年学会・日本老年医学会「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ 報告書」(平成29年3月)において、近年の高齢者の心身の老化現象に関する種々のデータの経年的変化を検討した結果、特に65~74歳では心身の健康が保たれており、活発な社会活動が可能な人が大多数を占めていることや、各種の意識調査で従来の65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くなっていることから、75歳以上を高齢者の新たな定義とすることが提案されている。


また、高齢社会対策大綱においても、「65歳以上を一律に「高齢者」と見る一般的な傾向は、現状に照らせばもはや現実的なものではなくなりつつある。」とされている。



ムラゴンに投稿されている皆さまは、きっと自分が高齢者だとは思わない方ばかりでしょう。
2065年の人口統計を見ても、その頃は次の世界で闊歩しているのですから(笑)


しかし、自分の家族、子供、孫たちを思うと難しい時代に入っていくのだろうなと俯瞰してしまいます。
どうなっていくんでしょうね。。。


今日も、最後までお付き合い下さりありがとうございました。


                               なゆた