日々のつれづれ

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花壇の整備(芝生の目土入れ)2021

今日は、午後から花壇で芝生の目土、肥料の散布でした。
今回は、昨日と今日、二回に分けての作業です。
特に、今年の春に定植した芝生の目地(400枚)へ目土を何回かに分けて入れました。
昨年、4月から通算で800枚の芝生を貼りました。目土入れは大切な作業です。


花壇の運営費用の関係から、芝生の苗と苗の間の目地が幅広なので特に重要な作業です。
芝の種類は、日本芝の姫高麗芝が主で部分的には高麗芝を定植しています。


・芝生の目土ってなに?


 『目土』と書いて『めつち』と読みます。
 目土とは、芝生の上に土や砂をかぶせることです。
 芝生の手入れでは『目土をする』と言ったり、『目土入れをする』と言ったりします。


・なんで芝生には目土が必要なの?


 芝生に目土をすることでどんないいことがあるのでしょうか。


 ・サッチ(芝の枯れた葉)の抑制し、分解を促進
 ・表面の凸凹を直す
 ・地温を保ち、生育を促進
 ・新芽や茎を覆うことで保護
 ・芝生をより厚くして密度を向上
 ・更新作業(エアレーション等)後の根の乾燥を防ぐ
 ・土壌を調整


 今年は、特にエアレーション等の更新作業はしないつもりです。
(エアレーションとは、地中の芝の根に酸素を供給し根の発育を促す目的で行います)


・芝生の苗を植え付ける時の目土の役割


芝生の苗と苗の間の接着剤の代わりとなり、芝生苗の根の活着を助けます。また、芝生の苗自身の乾燥も防ぐので、芝生の苗の上からも均等に軽くかけてあげます。

定植済の芝生もこんな風に禿げてしまったところに目土を入れます。


・芝生の目土はいつやるの?


一般的な庭の場合、桜が咲くくらいの3月後半から6月くらいまでが目土に適した時期。
秋も可能です。
気温が高い時期や、芝生が弱っている時はやらないようにします。


暖地型芝である日本芝の場合、ゴルフ場のティでは目土は年間で2回程度、フェアウェイでは1回程度行います。花壇は、お金の関係で適時というところですかね。
時期は更新作業などを行う3~4月とその他の生長期間に行います。
目土の回数は芝生の状態に合わせて、なるべく薄めに回数多くがおすすめです。



今日の花壇の様子(通路 芝生目土入れ)今年4月定植分


                         なゆた