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ポーチュラカの増やし方(今が適期)

ポーチュラカの増やし方


【ポーチュラカの特徴】
ポーチュラカは、シャモジ形で多肉質の葉と茎をもち、暑さや乾燥に非常に強い植物です。地表を覆うように育ち、ハナスベリヒユとも呼ばれています。
畑地の雑草に、黄色のごく小さな花をつけるスベリヒユがありますが、葉や茎の姿がよく似ていることから、ポーチュラカの祖先とされることもあります。
なお、スベリヒユは栄養価が高く食用にしている国もあります。
ポーチュラカにはタネがつきにくい品種が多く、さし芽でふやされた苗が出回っています。
また、日光を好み、日当たりの悪い場所や天候のよくない日は花が咲きません。
もともと、朝咲いた花は午後にはしおれてしまう性質でしたが、近年、夕方まで咲き続ける品種が多く出回るようになりました。
なお、マツの葉のように細い葉をつけ、春まき一年草として扱うマツバボタンも、同じポーチュラカ属です。こちらも寒さに弱い品種が大半で、性質はポーチュラカに似ています。



【まずは、育て方から】


水やりの仕方
鉢植えは、土の表面が完全に乾いてから、たっぷりと水を与えます。地植えは、水やりの必要はありません。水を与えすぎると茎が伸びすぎて、花つきが悪くなります。


肥料の与え方
初めて植え付けるとき、土にゆっくり効く緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおきます。その後、鉢植えは、花が咲いたら月に1回ほど液体肥料を与えます。地植えは追加しなくても大丈夫です。


ポーチュラカの植え替えの時期と方法は?
鉢植えの場合のみ、鉢が根でいっぱいになったら、5~8月に一回り大きな鉢に植え替えます。植え替えの手順は、植え付け時と同じです。


ポーチュラカの剪定!切り戻しの時期と方法は?
開花した花は、1~2日で終わるので、枯れた花を花首から切り取ります。枯れた花を取らないと、次の花を咲かせる養分が分散されてしまいます。ただ、花数が多いので現実的には放置するのが普通だと思います。


生育が旺盛で茎が伸びすぎてしまったら、他の茎とのバランスを見ながら、途中でカットしていきます。花が咲きはじめてから1~1.5ヶ月に1回剪定をすると、株がきれいにまとまります。


ポーチュラカの育て方で注意する病害虫は?
風通しが悪く、湿度が高い環境が続くとアブラムシが発生することがあります。
葉っぱの汁を吸って枯らせる害虫で、放っておくと、その排泄物がすす病を誘発します。
見つけ次第、薬剤を散布して退治します。
水のあげすぎに注意して、風通しのよい場所へ移動させる発生しにくくなります。



さて、本題のポーチュラカの増やし方!挿し芽(挿し木)の方法は?
ポーチュラカの増やし方は、同じく気温20度以上の日が続く5~9月頃に、挿し芽でも簡単に数を増やすことができます。
茎先を5~15cm切り取り、


バーミキュライトや川砂など水はけのよい土を入れた鉢やポットに挿します。花の培養土でも同様に発根します。
土が乾燥しないように水やりをしながら2~4週間管理します。
発根後、十分に根や本葉が育ったら鉢や庭に植え替え出来ます。簡単です。



経済的です。
花壇が淋し時などポーチュラカの花壇も素敵です。
ポット苗を購入(花色が3種か4種)し、伸びた茎先を5~15cm切り取り土に刺すだけでOK
ポット苗1つ100円程度で購入出来ます。挿し芽すれば、10倍以上の苗が作れます。
日当たりの良い場所では、立派なグランドカバーになり花数も多いです。
ぜひ、やってみてはいかがでしょうか⁈


                             なゆた