『遠い思い出』夢アルバム③
『遠い思い出』
明日が来なければいいのに・・・と
君は呟く
叶わぬ事を
運命と知った時から
それが君の口癖
自分がこの世界から消えて
何もなかったようになって
ここに居たことさえ
忘れ去られる恐怖に震えていた
夜が来て朝になることを
とても怖いと言っていた
誰かを恋し
誰かを憎む
誰かに嫉妬し
誰かの噂話に心を痛める
そんな生き方が息苦しくいと
君は囁いた
返す言葉を忘れていた
どれほどの辛酸を味わえば
この坂を登りつめることが出来るのか・・・と
風の便りに
今は孫に囲まれて幸せに暮らしていると聞いた
なゆた
※※※※※
詩アルバムとは、昔からの自分の人生を顧みる機会にしたいと書き始めたものです。
※※※※※
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。