日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『ありのままに』

『ありのままに』


自らをありのままに受け入れること


そうすることで
心理的な葛藤を抑えることが出来
前向きに物事を考えられる


私なりに考えたことをブログに綴ってみようと思う。
これから書くことは正しいとか誤りとかを論議する為のものではなく
自らを省みることに他ならない事を承知してもらいたい。



この世に生を受け、父母や社会を通じて養われ刷り込まれたもの
「価値感、正義、道徳、規範など」 を生活を通して教えられた。
厳格な家庭に育つほど、道徳的な規範に敏感な心が生まれ
動物としての欲望や生理的な欲求を抑えていく。
多かれ少なかれ誰しも、この呪縛から解放された人はいないのではないだろうか。


そうした中で、人を羨んだり、やきもちを焼いたりする。
そして、自分の醜い部分に言葉を失い嫌悪感が生まれる。
そういう思いに囚われて人は悩んだりする。


「ありのままに自分を受け入れる」


こう出来たなら、人はどれほど救われるだろうに
簡単なようで難しい言葉


生まれてこの方教えられた道徳律に反する感情が
多くの場合悩みとなるのではないだろうか?


「有るべき姿」価値観が心の中で渦巻き、「それでいいのか」と
囁く声に良心の呵責を覚える。ごくごく当たり前の心の反応。


自分の中にある二つの思いが、いつも戦いを挑みながら疲弊していく。
理性で封じ込めるすべを持たない、心の動きを何に託すべきなのか。



自らの心に調停と和解
まがまがしい野生の心と、有るべき心に和解を申し入れよう。


野生の心もわたし
有るべき心もわたし


どちらも、かけがえの無いもの
どちらも、いとおしい


諦めでも、妥協でもない和解を
魂の和解のみが人を呪縛から解放することが出来ると信じている。


                           なゆた