日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『こよなく愛する者へ』

『こよなく愛する者へ』


瞳には何のこだわりもない
こころの赴くまま
自由気ままに
不機嫌な時は
周りのみんなを困らせて
それでいて憎めない存在


ある時は
周りに
希望や勇気
そして
愛を作り出す天才的な仕草


だけどね


君はまだ一人では何も出来ない
これから遭遇するであろう
愛や困難や生きる荒波を
越えて行けるのか僕は心配でならない


誰しも越えてきた事を
こんなにも
心配させる君に
きっと自分の面影を見るからなんだろう


これから一人歩きができて
恋をして挫折もするんだろうね
きっとその時は
そばに居てやれないと思う


今しか見ていられない悔しさに
さよならする時の
べそをかく君の姿が重なり
寂しくなるんだ


あと何度
君を抱きしめられるのだろうか
あと何度
一緒にご飯を食べ笑顔で話せるのだろうか


今度来たときには
きっと、もう話が出来るんでしょうね
その時には
忘れないように強く強く君を抱きしめさせて欲しい


・・・・・・僕のこよなく愛する者へ
                     なゆた



松山千春 『 純 ー 愛する者たちへ ー 』