日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『ことばの余韻』夢アルバム㉕

『ことばの余韻』


夜の静寂に包まれ
ひ弱な心が目を覚ます


何気なくかけられた言葉を
反芻する時



思いやりのない言葉
それが心に波紋を起こして


言い返す事も出来ないまま
過ごした時間が虚しい


考えれば考えるほど
深い所に落ちていく


物わかりよく
自分を切り捨てて笑顔で繕う



誰にも嫌われたくない心が
悲鳴をあげている


いい人でいたいと願い
誰からも愛されたいと思う


そんな想いが心を傷付け
希望を繋げようとしてじたばたしている



夜が明けて
また戸惑い思い悩み


足したり引いたりしながら
言葉を重ねていく



それでいいと思う
それがぼくの生き方だと思うから・・・


                        なゆた