日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『道』夢アルバム52

『道』


振り返ると
いつも誰かがいて
勇気づけられて来た道


何もないところに
道が出来て
ふるさとの彼方まで続いている



ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「遺作」


曲がりくねった道
途方に暮れた道
後悔に涙を流した道


友と希望にあふれ
恋をして
夢を膨らませた道


児をおんぶし
行先も決めずに
ただ歩いた道もあった


手を携え
息切れする坂を
支えてくれる人もいた



そんなことが
全部が思い出に変わっていく
幻のように過ぎていく


そして
人生の黄昏時
今もなお
道を歩み続けている


                   なゆた