日々のつれづれ

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『ヒポクラテスの誓い』医療従事者の皆様への感謝

新型コロナの治療に日夜携わって頂いている「医療従事者」の皆様方に、
私たちは私は、今何をしているのか?
声に出して、言葉に変えて発信する時だと思う。
今、医療に携わる皆様は、
劣悪な労働環境の中、経営資源の枯渇から、本来、報酬として受けるべき賞与すら減額されていると聞く。また、いわれない偏見や差別に苦しむ、ご本人ご家族がいるという。


医療従事者への感謝の言葉だけで良いのか?と自分の非力にじくじたるものを感じる。


医師は、ヒポクラテスの誓いを知らない人は居ないだろう。
この高邁な精神は絵空事ではなく現実なのだと、私は今回のコロナ禍で思い知らされている。


《ヒポクラテスの誓い》
ヒポクラテスの誓いを現代的な言葉で表したのが WMA(世界医師会)のジュネーブ宣言


医師として、生涯かけて、
人類への奉仕の為にささげる、
師に対して尊敬と感謝の気持ちを持ち続ける、
良心と尊厳をもって医療に従事する、
患者の健康を最優先のこととする、
患者の秘密を厳守する、
同僚の医師を兄弟とみなす、
そして力の及ぶ限り、
医師という職業の名誉と高潔な伝統を守り続けることを誓う


《ナイチンゲール誓詞》昔は、看護師が戴帽式でこの誓詞を唱えたとやら・・・。


われは此処(ここ)に集いたる人々の前に厳(おごそ)かに神に誓わん。
わが生涯を清く過ごし、わが任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。
われは総(すべ)て毒あるもの、
害あるものを絶(た)ち、
悪しき薬を用いることなく又知りつつこれをすすめざるべし。
われはわが力の限り
わが任務(つとめ)の標準(しるし)を高くせんことを努(つと)むべし。


わが任務(つとめ)にあたりて、取り扱えたる人々の私事(しじ)のすべて、
わが知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、われは人に洩(も)らさざるべし。
われは心より医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧(ささ)げん。


他の医療従事者も同様の思いで、治療にあたって下さっていることに言葉にならぬ程に
感謝している。


ネットでは、以下のような言葉が発信されている。今出来ることを、非力で有っても
少しでも伝えていきたい。そんな思いに駆られる昨今である。


※※※


命を懸けた医療と患者への献身は、後の世界史において人類の利他的な意識の高まりと、科学による地球規模の博愛の、大いなる達成だと記されるでしょう。
ですが、そんな美談の陰でご自身を犠牲にしては絶対になりません。自らの命と身体、大切な家族を必ず守って下さい。心からの敬意と感謝を表します。


                              編集者


未だワクチンも治療薬もない新型コロナウィルス。
医療資源も十分でない中、医療の現場で奮闘する皆さんのご苦労はいかばかりかと深くお察し申し上げます。
日々苦闘なさっている皆さまには感謝の思いしかありません。難しいことかもしれませんが、どうぞご自分の健康も守りつつ、頑張って下さい。
                              スタイリスト


自分の家族や命さえも気が気ではない時に、医療従事者としての使命感から人の為に尽くしている事、本当に毎日ありがとうございます。
自分の命を一番大切にして下さい。
みんな同じ人間であり、医療従事者だけ例外なんて事はありません。
家族や大事な方を一番に考えて下さい。
                               会社員


未知のウィルスと最前線で闘って下さっている皆様、本当に感謝致します。ワクチンもない不安と、心ない誹謗中傷もあると聞き、本当に申し訳ない思いです。皆さんが感染せず、家族と安心して暮らせる日常が一日も早く取り戻せるよう、お祈り申し上げます。


                                主婦


どんな言葉でも表せないほど感謝しています。
自分の体を壊さないようにしてください。
どんな、困難でも終わりがあります。この言葉を信じて頑張ってください。


                                高校生


※※※


『ヒポクラテスの誓い』


降って湧いた
周りの不幸に心痛め


霧に霞んで
一歩先も見えぬまま


それでも
わが身に背負うことを厭わぬ人達



解き放てよ
魂の赴くままに


彩る虹の彼方に
透き通る思いのままに


まだ時は残され
我等が事の為汗する人々へ


いつか人生を楽しみ
ともに至福の酒を酌み交わそうぞ


                     なゆた