日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

言霊の力

言霊の力


「日本人は昔から、言葉にも霊魂が宿っていると思っていました。
 口にした言葉が現実に何かしらの影響を与えていて、ある言葉を発すると夢(目標)が
 実現でき、一方で、ある言葉を発すると悪いことが起こると考えられていたのです。
 ゲン担ぎと言霊は、ともに二面性の意味を持っている。
 つまり、ゲン担ぎという風習の根底には、この言霊という考え方があるのです」                     
 引用:畑中章宏(民俗学者・編集者。著書『日本の神様』『柳田国男と今和次郎』『21世紀の民俗学』など)


良い言葉は幸運を引き寄せ、悪い言葉は不幸を呼び込むと言われます。



幸運を引き寄せる言葉


勝つために「かつ丼」を食べる。
五円玉と「ご縁」をかける。
おめでたい席に「」の料理。
運気を上げるために「揚げパン」を食べる。



不幸を呼び込まないための言葉


おから」= お空 何もなくなってしまうという意味から「卯の花」白の卯の花に似
スルメ」=する 失くすことに繋がる意味から「アタリメ
ひげを剃(そ)る」=剃る 失くすことに繋がる意味から「ひげを当る
すり鉢」=する 失くすことに繋がる意味から「あたり鉢
梨の実」= 無し という意味を持つため逆の意味を持つ「有りの実
切り身」= 切る(切腹)を連想させるので「刺身」「お造り
」= 去る 人が去るなどの意味から「エテ公」エテは「得て」や「得手」などの意味
シネマ」= 死ね を意味することからアメリカ生まれの「キネマ
」=死を を意味することから「波の花
亀梨」= 無し 東京都 葛飾区 亀有 の 江戸時代 初期までの地名。現在「亀有
シネラリア」の花=死ね を意味することから別名「サイネリア
」植物の葦(あし)=悪し ということで「良し」と同じ発音の「」(よし)



ちょっと、毛色の違ったところでは
おめでたい席で、注意しなければならない「忌み言葉」


・言い換え例


飽きる → 満足する
忙しい → ご多用
お返事 → ご一報 ご報告
終わる → お開きになる ゴールを迎える
帰る → 失礼する 帰省する
去年 → 昨年
嫌い → 得意ではない 好きではない
ケーキを切る → ケーキにナイフを入れる
壊れる → 形が変わる 役目を全うする
最後 → 結ぶ
四(し)九(く)→ 四(よん)九(ここのつ)
職場を離れる → 家庭に入る
スタートを切る → スタートラインに立つ
絶えない → たえない いっぱい
月日が流れる → 月日が経過する
泣く → 涙する
~になってしまう → ~になり
花びらが散る → 花びらが舞う
離れる → 新たな道を進む
冷える → 温かいうちに
分ける → 分担する


などなど。 ・・・ ちょっと、疲れますね(-_-;)


日本人はネガティブな言葉を避けて、響きが良く縁起の良い言葉をたくさん使います。


日本には、良い言葉を選んで用いる文化が有る事を大切にしたいものです。
言葉から日本を知る、言葉から日本人の心を知ることも面白いですね。


夜長の暇にかこつけて、こんなブログになってしまいました(笑)


                               なゆた


※※※


今日は、夏花壇の花の定植から2週間が過ぎました。長雨で傷んだ花苗のケアや
雑草の除去をみなさんと行います。


昨日は、花壇の縁(えん)の更新用に、昨日ヒノキの丸太を50本(短いので長さ1メートル)ほどを頂いて来ました。軽トラックで二往復。。。
結構、疲れました。


今日は、ヒノキの皮むきからですかね・・・。
IT関連の会社に居たので肉体労働は苦手でしたが、今では真っ黒になって園芸を楽しんで
います。会社のOB仲間からは、引退後どんなアルバイトをしているんだろう?
と噂になるほど真っ黒。道路の交通誘導員さんのようなアルバイトしてるんじゃない??
と思われているかもです。(笑)


前回は、30本弱のヒノキの皮むきに1日かかりました。今回は、一日では無理。
ゆっくりのんびり作業する予定。
今、芝生の緑が結構美しくなって来ました。作業後に、ブログに写真をUPする予定です。


昨日、今日、と夏日になりそうです。水分の補給を忘れず頑張ってきます。



『探しもの』

『探しもの』


心が何かを探してる
笑顔を探してる


安らぎの
言葉を探して
そして生きている


傷つけ合って
愛し合って
迷いながら生きている



藤圭子♥遠くへ行きたい


夜が明ける頃
始発のバスに乗って


寅さんのように
知らない街を旅したい


風を便りに
どこかへ行きたい



みんな
なにかを探してる


みんな
なにかを探してる


                         なゆた


※※※


コロナ禍でどこにも行けないでいる。
風に揺られて、あてもない旅に出かけてみたい。
知らない街を旅してみたい。


『努力は報われず希望は叶わない』夢アルバム 2021

『努力は報われず希望は叶わない』


努力は報われ
希望は叶う


そう言い聞かせてきた
そう言い聞かされてきた


ただ
この定石が実現したことなど
数えるほども無かった


そんな
簡単に叶ったことなどない



約束したのに
買ってくれると言ったのにと


だだをこねる子のように
愚痴をこぼす



今になって解かる事もある


努力が報われないといけなかったのか?
希望が叶わないのは不幸なことだったのかと・・・。


この時
この時間に生きているという事を実感出来るだけで
それだけで充分だった気もする


ただ
少しスパイスの効いた
激辛カレーを注文しただけの事だと・・・。


                          なゆた


※※※ 


多くの場合、努力が叶わず希望が失せた時
人は失意の中で行先を見失うものです。
ただ、そんな時に考え方を少し変えるだけで、前を向いて歩んでいける気がします。
長く生きて来た知恵なのかも知れません。


※※※


別府「地獄めぐり」うちわ

。。。確かに、地獄の鬼たちには「毎日が地獄」ですよね(笑)
言い得て妙です。

『生きる意味』夢アルバム 2021

『生きる意味』


好き嫌いを言いながら
米と少しの豆と干し魚と
新鮮な野菜を食べている


米は食われるために
稲穂を垂らしたわけではない


悠々と海を泳ぎながら
魚はその行く末を知っていたのだろうか



みんな大切な命



そんな命をいただきながら
不平不満を
牛のよだれのように垂らしている


命をいただいてしか
生きられないわたし


対価にふさわしい
生き方をしているだろうか



命にふさわしい生き方とは・・・


そんな言葉を頭に浮かべながら



今日も
命をいただきながら
無為に生きている気がする



                          なゆた


『線状降水帯』

『線状降水帯』


苗を植え付けたばかりの花壇に
長雨が降る


僕は心配で仕方ない


みんなは雨が降って
水やりの手間が無いから・・・と喜ぶ



昨日も
大雨が降りました


今朝は
花壇の花に水をあげようと思う


みんな、わたしを見て笑うかもしれない・・・。


「おいお前、大丈夫か⁈」
「昨日、大雨だったのに!」



大切なことは、
目に見えないところにある


水をあげるのは
乾いているからじゃなくて


雨の跳ね返りで苗が泥で汚れているから・・・。
病気にならない為なんだ



大切なことは、
見えないことがある


こころでしか
見えないこともある


                        なゆた



※※※


昨日、長雨の合間の曇り空。
花壇を観察しに行きました。気になっていたのは、耕したばかりの花壇は雨で泥ハネが酷く
植え込んだばかりの苗が泥まみれ。。。


散歩していたご夫婦が、昨日の大雨でも花壇に水やりするんですか?って
不思議そうな顔で質問してきました。


あぁ、これは水やりじゃなくて、「シャワーを浴びさせているです」と言ったら
なるほどね~って納得してくれました(笑)


植物の根は、土の中に有るバクテリアや雑菌に勝つ強さを持っています。
ただ、若芽や新芽は雑菌の耐性が弱いので土がつくと病気になりやすいのです。


大切なことは、常識に囚われないで自分の目で見て判断する事が大事だと思います。



※※※※※※



熱海 土石流( 熱海市の伊豆山地区で7月3日の午前10時半ごろ)


死者7人 安否不明者27人に・・・。


線状降水帯の影響によるの自然災害⁇


熱海市で発生した土石流について国土地理院は6日、現場の最新の航空写真を公開しました。その結果、土砂がおよそ2キロにわたり海岸線まで流れ下るなど今回の土石流の全体像が見えてきました。
今回の土石流の最も上流側の崩れた盛り土があった土地の登記簿によりますと、平成18年の時点では小田原市の不動産業者が所有していましたが、平成23年に熱海市の男性に権利が移っています。
男性の代理人の河合弘之弁護士が取材に応じ「男性は平成23年に、崩れた盛り土の場所を含むおよそ40万坪の土地を購入した。崩れた場所については、傾斜で段になった畑だと認識していたものの、盛り土があることは説明もなかったし、全く知らなかった。買ったあと、廃車が埋まっていると熱海市から言われて取り除いた。男性に責任はないと思う」と話しました。


購入したいきさつについては「男性は事業家で、土地の購入を持ちかけられる。いい物件だと思えば、目的を決めないでとりあえず買って、いい事業が思いついたら行う。崩れた土地については、社員研修で800本の木を植えたと聞いてはいるが、特定の目的はなかった。購入を持ちかけた人物や前の所有者とは連絡が取れない状態だ」と説明しています。


また、結果的に所有している土地が崩れたことについては「実質的な管理は、地元の会社の社員がちゃんとしていたと思うが、男性は『びっくりだ』、『残念だ』と話していて、法的な責任はないと思う。ただ、二次災害が起きないように県や市の指導を受けながら適切な処置をしなければいけないと考えている」と話していました。



土石流で崩れる前の地形(写真①)

土石流で崩れる前の地形(写真②)


人間が軽視した自然。法的には、責任を負わせられないまでも人間のおごりが引き起こした
人災で有る事に間違いない。それに、土石流が発生した近くに大規模メガソーラーの場所も有る。土がむき出しになっている場所も安全なんだろうかと心配になる。
自然を恐れぬ人の目に余る所業に、言いしれない恐れすら感じる。


日本には、こうした乱開発で産み出された危険地帯がどれほど有るのだろう。
背筋が寒くなるのは、私だけだろうか?・・・。