日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『懐かしいあの頃へ』

『懐かしいあの頃へ』


迷子の心は
浅い眠りの中


願うほどに
届かない思い


臆病な心が
願い事の邪魔をする



この鈍色の雲の上には
きっと青空が広がっていて


雲間から日が差したら
外に散歩に出てみよう


そんな何でもない
ありきたりの日常が今は愛おしく思える


                           なゆた



あの日に帰りたい 小野リサ


夏花壇(8月14日)

皆さん、ご無沙汰しておりました。
オリンピックが閉幕し、パラリンピックが8月24日から開催されるとの事。
昨日、8月13日の日本全体での新型コロナの新規感染者が20,355人にのぼったと
ニュースを見て、これからどうなって行くんだろうと心配な事ばかりです。


そして、九州や西日本、東北では、8月としては記録的な豪雨に見舞われています。
今の自分に何が出来るのかを考えさせられる日々です。
私の住んでいる所は、コロナや災害に対して幸いにして被害が少ない方だと思います。


はてさて、こんな時にどんな生活をおくればよいのか?
荒んだ心を癒してくれるものってなんなのでしょうね。。。


そんな事を考えながら、毎日のように花壇の手入れをしています。
地域の皆さんにこんな時だからこそ、自然と触れ合う機会を増やしたい、
そして、自然のオアシスを増やせたらいいな~とおもいながらいます。


真夏の季節は花には結構過酷です。毎日の水やりを怠るだけで花が弱ってしまいます。
花苗の植え付けが6月28日、1ヵ月半の花壇です。


今、咲いている花はペチュニア・サルビア・ジニア(ヒャクニチ草)が中心です。

日日草・ベゴニア・メランポジュームも暑さに負けず元気です。

芝生を花壇の通路に定植して2年半。ようやく緑に覆われた花の公園らしくなってきました。芝刈りは半月に一度、雑草取りは最低1週間に一度、花柄摘みは毎日のように誰かがやっているのが通常です。

今、私に出来る事。。。
きっと、こんななにげない自然と向き合って生きることなんだろうなと思います。


                              なゆた

『池江璃花子』炎の祈り2020/07/23 1年前の記憶

『池江璃花子』炎の祈り 2020/07/23  1年前の記憶


今日は、一人のアスリートとして、そして一人の人間として少しお話させてください。
本当なら、明日の今頃この国立競技場ではTOKYO 2020の開会式が華やかに行われているはずでした。


私も、この大会に出るのが夢でした。オリンピックやパラリンピックはアスリートにとって、特別なものです。
その大きな目標が目の前から、突然消えてしまったことは、アスリートたちにとって、言葉にできないほどの喪失感だったと思います。


私も、白血病という大きな病気をしたから、よく分かります。思っていた未来が、一夜にして、別世界のように変わる。それは、とてもキツい経験でした。


そんな中でも、救いになったのはお医者さん、看護師さんなど、たくさんの医療従事者の方に、支えていただいたことです。
身近で見ていていかに大変なお仕事をされているのか、実感しました。しかも今は、コロナという新たな敵とも戦っている。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。


2020年という、特別な年を経験したことでスポーツが、決してアスリートだけでできるものではない、ということを学びました。
さまざまな人の支えの上に、スポーツは存在する。本当に、そう思います。


今から、1年後。オリンピックやパラリンピックができる世界になっていたら、どんなに素敵だろうと思います。今は、一喜一憂することも多い毎日ですが一日でも早く、平和な日常が戻ってきてほしいと、心から願っています。


スポーツは、人に勇気や、絆をくれるものだと思います。私も闘病中、仲間のアスリートの頑張りにたくさんの力をもらいました。今だって、そうです。練習でみんなに追いつけない。悔しい。そういう思いも含めて、前に進む力になっています。


TOKYO 2020 今日、ここから始まる1年を単なる1年の延期ではなく、「プラス1」と考える。それはとても、未来志向で前向きな考え方だと思いました。もちろん、世の中がこんな大変な時期に、スポーツの話をすること自体、否定的な声があることもよく分かります。ただ、一方で思うのは、逆境からはい上がっていく時には、どうしても、希望の力が必要だということです。希望が、遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても、前を向いて頑張れる。


私の場合、もう一度プールに戻りたい。その一心でつらい治療を乗り越えることができました。世界中のアスリートと、アスリートから勇気をもらっているすべての人のために。一年後の今日、この場所で希望の炎が、輝いていてほしいと思います。


競泳選手 池江璃花子



池江璃花子選手「今この瞬間をどう生きるか」競技復帰までのストーリー


※※※※


2021年7月23日、TOKYO 2020の開会式が無観客で行われる見込みです。
オリンピック開催の是非が叫ばれている中、1年前にひとりのアスリートが発した言葉を
もう一度噛み締めてみたいと思います。
色々な意見が有る事でしょう。
オリンピックを何故今、コロナ禍の日本で行う必要があるのか?
何が正しいのか、どうすれば良いのか正直なところ私にはわかりません。


テレビのコメンテータの声高かな批判ばかりを聞いていると、
困難を乗り越えてオリンピックの晴れ舞台に立つ若きアスリート達の心情をもう一度
考えてみたくなりました。


                              なゆた


※※※※


7月9日
『努力は報われず希望は叶わない』とブログに書きました。
それは、努力の足りないものの言う事だとこの若きアスリートに教えられました。
前言を撤回します。
努力は報われ希望は叶う
やはり、人生は素晴らしい。若さは素晴らしい。



『純でないすすめ』

『純でないすすめ』


綺麗な水に
魚は住めない


少しのよどみと
汚れがいい



ただ
甘いだけの
おしるこは飽きられる


少しの
隠し味で
甘さを引き立てる



きれい事だけでは
生きづらい


きたないだけでは
捨てられる



ひとつ味で出来たものは
うすっぺら


甘味、酸味、塩味、苦味
そして、うま味
すべてがとけ合って一つのものになる




何のてらいもなく言えるのは


純でないことは
幅と奥行きを持たせること



純でないことを嘆かない
混然一体のものがいい


ありのままのこころがいい


                           なゆた



映画『アナと雪の女王』松たか子


『優しい人』夢アルバム 2021

『優しい人』


心優しい人


誰かの不幸を
不憫だと泣き


困った人には
思いやりを忘れない


親身になって
裏切られ


傷ついても
信じていたいと言う



心清らかな人


真っすぐ前を見
疑う事をしない


きれいな
思いだけで生き


傷付ける言葉を
避けて通る


心を刻んで
涙を流し立ち止まる



手嶌葵「明日への手紙(ドラマバージョン)」


だけどやっぱり
危うさと
ひ弱な魂を感じる


自分自身を
もっともっと
強く強く愛して欲しい



主人公は
あなた自身なのだから


あなたは心優しい人
心清らかな人


あなたこそ
最後に冠を得る
勝利者なのだから・・・。


                          なゆた