日々のつれづれ

詩や日々の出来事を心の趣くがままにUPしています。

『微かな光』

『微かな光』


微かな光を求めて
歩んでいる。


月の精はさぞや
わたしの愚行にほくそ笑んでいる事だろう。


宇宙の意識と同化し
無から有を生じるアルゴリズムを予感している。



追い求めるものは
微かな光。


真理のるつぼ
何物をも渇く領域。


眠りと忘却の果ての
前世の記憶。


封印され
垣間見るを許されぬ地。



わたしの行き着く先は
麗しき楽園か黄泉か。


何処より来たりし魂は
限り有る時をさ迷う。


記憶の海に
忘却の歴史を綴るかのように。


                           なゆた


今日は、悪酒を飲んでしまったせいか
意味不明の言葉を綴っている。。。
スルーしてください(笑)。


『ドライフラワーの嘆き』

『ドライフラワーの嘆き』


人は
美しかった頃を
永遠に留めておきたいと願うのです。


シャロンの薔薇を
笑顔のままに摘み取って
時間を止めましょう。



誰が
実のない花を
美しいと言うのでしょう。


摘まれなかった花に
生を託した
その潔さでしょうか。



枯れることは
こころまで
衰えさせると言うのでしょうか。


老いることを
恐れるこころが
そう思わせるのでしょうか。



枯れることで
新たな芽を育む
そんな季節が
すぐそこまで来ていると今日伝えたい。


                         なゆた


手嶌葵「明日への手紙(ドラマバージョン)」

『待ち焦がれたひと』

『待ち焦がれたひと』


告げずに別れ
いつの日にか
また逢えると
仕舞い込んだ独白。


そんな日を
心待ちにしている。


                     なゆた





春よ、来い - 松任谷由実(フル)

『陽だまり』

『陽だまり』


めぐる季節を楽しむ余裕を、
やっと感じられる歳になった。


外はまだ冷たい風が吹いている。


けれど、
窓からの穏やかな日差しに、
家の中は陽だまりが出来ている。


ここは日本でも春の訪れが一番早いところ
陽の光が今まで硬く閉ざしていた心まで和らげてくれます。


ささくれかじかんだ気持ちを柔らかく包んで、
幸せを感じさせてくれます。


庭には季節を感じて、
スイセンの花が咲きはじめました。



経験値が積まれて、
年輪のように繰り返し訪れる春。


去年がそうであったように、
今年もそうであって欲しい。


たち込める些細な陽炎に、
少しばかりの夢を託して、
今日を生きてみよう。


明日、
吹き荒ぶ風が吹いても。


きっと来る、
春を待ち望んでいる。


こんな季節を待ち望んで

「桜色舞うころ」歌詞付き 中島美嘉


日本海側では、豪雪の知らせ。
まだまだ春は遠いと言うのに、
のん気に、春の訪れを待つ文を書いてしまいました。


                        なゆた

『春はすぐそこ』

          『春はすぐそこ』


        誰にでもあるこころの冬
        胸を締め付け
        凍てつく
        不愉快で冷たい壁


        寒さに震え
        身を屈め
        通り過ぎるのを
        ただただ待っている
    
        希望の欠片
        少し燃やして
        凍えた両手
        温めよう



        蒔かれたところで
        根をおろす種子は
        嘆くことなく
        健気に咲く夢を見る


        春は
        すぐそこ


        かげりが消え
        風の色が変わる頃
        喜びの花が
        すべてを溶かす頃


        そんな季節を
        ただ待ち望んでいる


                             なゆた